02. 追憶
作詞 / 作曲 / 編曲 : flat
吹き抜けた風木々はざわめき
人混みの中日々は紛れ
優しさだけじゃ時に無力すぎて
虚しさを隠しては強いふりした

ああ、君の声はまだ覚えてるよ
でも忘れてくよ
泣くことも笑うことも
息をすることさえも

いつまで強さ探せば
何か一つ守りきれるの?
確かな想いも薄れてくから
答えも無い

寂しげな街木々は静かに
人混みの中君はいなくて

ああ、僕の声に
もう音は無いよ
でもこの心は
それでもといつまでも叫んでる

今では歩き続けたことの意味も
曖昧に見えるけれど
確かに過ごした日々を胸に抱いて
生きていたい

僕らは忘れてくことも
無くすことと同じようで
消えてしまわないように
一つ一つ数えた

いつまで強さ探せば
何か一つ守りきれるの?
微かな記憶は薄れてくけど
まだ

今では無くしたこと
それすら意味のあるものに思えるよ
いつかの涙を拭い僕らは
歩き続ける